how to wash

 

フエルトドッグにご愛犬ご自身のコートを使用させて頂く事は、もちろん可能です。

ご使用のかたちと致しましては、「お腹の中にお収めさせて頂く」か、「作品表面に使用させて頂く」か、いづれかとなり、

実際にご愛犬のコート状態を拝見させて頂きました後に最良のかたちを判断させて頂いております。

ご用意頂きますコートにつきましては、トリミング等で取れたカットされたものではなく、

ブラッシング等で取れたコートそのものの長さの在る抜け毛(ダブルコートの場合は出来れば柔らかいアンダーコート等)をご用意ください。

(カット毛ですとカット断面が羊毛をはじいてしまったり長さのバラつ等で充分に羊毛に絡みきれず定着しないおそれが在る為です)


コートをお送り頂きます場合、皮脂や汚れ等が付着致しておりますと大切なコート自身の劣化に繋がりますので

こちらを参考に洗浄した後の送付をお願い致しております。

あくまで羊毛メインで制作を致しますので、量は片手の平にふんわり乗るほど在ればじゅうぶんです。(とても少なくても大丈夫です)

洗剤は、通常、羊の原毛洗浄にも使っている”液体モノゲン”(PYREXの中のハチミツ色の液体)

と云うものを使っておりますが、ウール衣料洗い用中性洗剤でも可能です。


洗い容器は、毛全体が充分に浸かる充分な大きさのものを。

私は染色などにも使ったりするので、

色や匂い移りの心配の無いホーロー製のものを大きさ違いでいくつか持っています。


柔軟仕上げ材は、繊維同士の絡まりやもつれ予防の為です。

防臭効果や洗い上がり時のお楽しみも含めて、私は香りの良いものを選んでいます。

1. お風呂よりも少し熱め(50℃程)のお湯に、

  液体モノゲンの場合は毛の重量に対して10%の量を  

  ウール用洗剤の場合は使用説明書どおりの表示量の洗剤を溶かします。

  毛の汚れや匂いが気になる時は

  少し熱め(70℃程)のお湯に少し濃いめの洗液を作ってください。

  洗液の量は、毛が充分に浸かる量を用意します。

〈お洗濯の方法〉

〈用意するもの〉


・洗剤 ・お洗濯用容器 ・柔軟仕上げ材 ・50℃くらいのお湯 ・お洗濯用ネット

2. コートをお洗濯用ネットに入れて

3. そぉー っ と 洗剤を溶かした液に浸し、そのまま10分程放置します。

 [ 大切なポイント! ]

  洗液に、そぉー っと沈めたら、そのまま、そのまま・・・

  突いたり押したり揉んだりしてしまいますとフエルト化して固まってしまいますので

  絶対に触らないでそのまま放置です。。。

  熱めの洗液で汚れは充分に溶かし出されますから大丈夫ですょ

4. 10分程経過したら、洗濯機で5分程脱水します。

 [ 大切なポイント! ]

  この時も、とにかく、そぉー っと です!

  そぉっとネットに入れたまま洗濯機に入れ、手絞りでは無く洗濯機で遠心脱水してください。 

5. 脱水が済んだら、お風呂よりも少し熱め(50℃程)のお湯(洗液では無くただのお湯)に、

  ネットに入ったまま浸します(ススギの作業になります)。

  コートは急激な温度変化でもフエルト化しますので、お水ではなく必ずお湯を使ってください。

  シツコイ様ですが、この時も絶対にイジらずにグッと我慢で放置です。。。

6. 10分程経過したら、洗濯機で再度5分程脱水します。

8. 脱水が済んだら、ネットから、そぉー っと毛を取り出します。

  脱水直後は、遠心力で毛が圧縮されてペチャンコです。

  (お色の違う毛は、別のネットに入れて同じボウルで同時に洗います)

9. 指先で軽くほぐして、ザル等にあけて風通しの良い場所で乾燥させます。

  風に飛ばされない様に気を付けてくださいネ !

これで、完全に乾燥したら終了です。

パピー期や青年期やシニア期など、成長過程のコートを記念に取っておきたい場合にも、

この様に綺麗に洗浄しておきましたら安心です。

紡いで毛糸にしたり、フエルトにしたり・・・ 色々にかたちを変えるのも素敵ですょ。



※ 寒い時期は皮脂等油分が主体の汚れはかたまって落ちにくくなっていますので、

  その様な季節には染液やすすぎ湯が冷めてしまわない様に温度を調節してください。


※ 少しでも湿気が残っているとカビ等品質劣化につながりますので充分に乾燥させてください。


※ 洗浄後に長期保管する際は乾燥剤や防虫剤等と一緒に缶や箱などに収め

  乾燥した冷暗所にて保管することをお勧め致します(ウール製品と一緒です)。

  その場合にも時々開封して風を通し、状態をチェックしてさしあげてくださいませ。




7. 汚れ度合いに応じ、

  すすぎ湯に汚れが浮いて来なくなるまで 5.6.をもう数回繰り返したのち

  最終すすぎには使用説明書表示量の柔軟剤を溶かしたお湯でリンスし、脱水します。